透明水彩の描き方~風景画!基本とコツまとめ!

透明水彩の描き方!風景画を主に初心者におすすめの透明水彩の本をまとめました!初心者向けの本から、中級者~向けに分けて、簡単に紹介しています。初心者が今まで知らなかった基本やコツがあります!このブログで一緒に透明水彩の描き方を勉強しましょう!

『全体感で描く透明水彩―形・かたち』内容紹介します!

初心者におすすめ度 ★★★

こちらの本は、風景画の基本的な形を学びたい人向けの本です。
基本の形である立方体、球、円柱、円錐から建物や木などの描き方を説明されています。筆使いも丁寧に紹介されていてわかりやすいです。

 

 

『全体感で描く透明水彩―形・かたち』の概要

こちらの本は、2009年3月25日に(株)グラフィック社から発売されています。

著者

柴崎春通さんです。
和光大学芸術学科卒業され、個展も精力的にされています。
著書も4冊出されています。現在はYou Yubeで『柴崎春通の水彩チャンネル』を配信しており、分かりやすい説明で話題となっています。

目次

絵は2つの要素で描きます

第1章 基本形は、シルエット化の大前提
基本は4つの形体で考えよう
基本形その1 立方体
基本形その2 球
基本形その3 円柱(筒)
基本形その4 円錐
小さな空間をつくろう 静物は、テーブル面に載った基本形でとらえる
大きな空間をつくろう 風景は、地面に載った遠・中・近景でとらえる

第2章 シルエット化してとらえよう
風景画の要素である山・草木・水・空をパターン化してみよう
山の形をとらえる
木の形をとらえる
草の形をとらえる
水面の形をとらえる
雲の形をとらえる

第3章 人物表現から点景へ
頭部を基本の形でとらえよう
全身をシルエットと基本形の組み合わせでとらえよう
点景人物を動きの形でとらえよう

 

内容紹介

描く対象を主役と脇役に分けて、平面的にシルエット化したり、立方体などの基本形に置き換えて描くと良いと説明されています。水彩画では精密な鉛筆デッサンではなく、シルエット化+基本形化で描くことが大切です。
第2章のシルエット化してとらえようでは、木の広葉樹や針葉樹など種類別の描き方も載っており参考になります。


感想

基本形の4つの説明で、まず身近にある静物で描かれているのが、イメージしやすくて良かったです!身近なものはすべてこの4つの立方体、球、円柱、円錐の応用で表すことができると勉強になりました。基本形がわかっていれば描きやすくなりますね。

あと木や雲の形のとらえ方もシルエットを覚えると、簡単に描けそうで良いです!
風景の基本形から学びたい人におすすめの一冊です。
ぜひ読んでみてくださいね♪