透明水彩の描き方~風景画!基本とコツまとめ!

透明水彩の描き方!風景画を主に初心者におすすめの透明水彩の本をまとめました!初心者向けの本から、中級者~向けに分けて、簡単に紹介しています。初心者が今まで知らなかった基本やコツがあります!このブログで一緒に透明水彩の描き方を勉強しましょう!

『12色からはじめる 水彩画 混色の基本』内容紹介します!

初心者におすすめ度 ★★★★★

こちらの本は、ホルベイン水彩絵具12色セットで出来る混色を学びたい人向けの本です。初心者が始めやすく、手に入りやすい12色セットで勉強出来てとても良いです。説明もわかりやすくおすすめです。

 

 

『12色からはじめる 水彩画 混色の基本』の概要

こちらの本は、2017年4月17日に(株)大泉書店から発売されています。

著者

野村重存さんです。
多摩美術大学大学院を修了しています。同大学助手、美術専門雑誌社、私立美術館勤務などを経て、教育テレビ番組の講師や、カルチャー講座の講師などもされています。著書も多数あります。

目次

はじめに

chapter1 水彩混色の基本
混色の基本
単色と混色の違い
混色のしくみ
混色と水の量
紙の白の生かし方
明るさと暗さのつくり方

 

chapter2 2色混色でできる色
12色の紹介

クリムソンレーキ
バーミリオンヒュー
<<重ね塗りについて

イエローオーカー
パーマネントイエローカラー
<<紫について
ビリジャンヒュー
<<三原色について

パーマネントグリーンNo.1
コバルトブルーヒュー
プルシャンブルー
バーントアンバー
バーントシェンナ
アイボリブラックヒュー
<<白絵具の用途

 

chapter3 作例に見る混色の使用例

青りんご
樹木
様々な木々
明るい森
草原、森のある風景
森と湖


オリーブの実
青い海
石畳の路地
雪山の風景
霧氷の森


秋の赤い葉
カラスウリ
夕焼けの空色
ドライフラワー
もみじ
紅白の梅林
赤い木の実


レモン
黄葉の木
風車のある夕景
街灯の光
黄葉の湖畔


積みわら
落ち葉
いが栗
茶色い瓦屋根
石造りの門
晩秋の林

グレー
灰色の雲
モン・サン・ミシェル
古い鐘楼
水面の岩

色別牽引

 

内容紹介

この本はホルベイン水彩絵具12色セットを使い、混色の仕方を分かりやすく説明しています。12色の絵具を色別に、それぞれ1色ずつ色の説明や混色の仕方を紹介しています。絵具の量から水の量まで記載されていて、初心者には嬉しいです。ページ数も144ページあり、ボリュームもありつつ値段もお手頃なのでおすすめです。


感想

まず、12色でこんなに描けるんだ!とびっくりしました。初心者が透明水彩を始めたいと思ったら、お手頃なホルベイン水彩絵具を買うと思うんですが、この本はそのまま12色セットで学べるのでとっても便利です!2色混色がほとんどで、どんなものが描けるのかの例も載っていて、見やすく分かりやすいです。

混色初心者の方におすすめの一冊です。
ぜひ読んでみてくださいね♪

『はじめて描く透明水彩』内容紹介します!

初心者におすすめ度 ★★★

こちらの本は、はじめて透明水彩を始めたい人向けの本です。画材選びや基本の技法から、面白い画材の使い方まで説明されています。技法の説明が多く載っていて、初心者にわかりやすいです。

 

 

『はじめて描く透明水彩』の概要

こちらの本は、2013年3月1日に(株)エムディエヌコーポレーションから発売されています。

著者

青木美和さんです。
早稲田大学第二文学部日本文学卒業後、イラストレーションを手がけます。水彩画グループ水浅葱の会を主宰され、日本スケッチ画会会員、日本透明水彩会会員でもあります。数多くの個展やグループ展を開催され、著書も7冊以上あります。

目次

まえがきにかえて
大人の天才体験

 

Part1 道具をそろえよう
絵具


その他の道具
スケッチの道具

 

Part2 透明水彩を描く手順を知っておこう
描きたいものを探してみよう
描いてみよう
①庭の花を摘んで
②海辺を描く
③四角いものと丸いものを組み合わせる

色のレッスン
①色を選ぶ
②色を混ぜる
③彩色の順序
④色をコントロールし、色で遊ぶ

絵のテーマを探すヒント①
絵のテーマを探すヒント②

 

Part3 作品からわかる透明水彩のヒント
①玄関前に生えた草花の自然な風情
②池に映る風景
③影の形で表現する草むら
樹木の描き方
④スクラッチによる水の表現
⑤雨の日に使うグレー系のバリエーション
⑥石造りの家並み
草花の描き方
⑦美味しそうに野菜を描く
⑧意図的にコントラストを弱める
⑨テーマに視点を絞る
オーナメントの描き方
⑩いくつかの塊で、花を捉える
⑪透明なビンを描く
グラスの描き方
⑫動物の毛の柔らかさを出す
⑬動きのある子供を描く
子供の描き方

 

Part4 表現の幅が広がる透明水彩の技法
①グラデーション
②ぼかし(ウエット・イン・ウエット)
③にじみ(バックラン)
④ハードエッジ
⑤発色をよくする
⑥光の強弱を表現する
⑦陰影をつける
⑧塗り残し
⑨マスキング
⑩ロウ(ワックス)・ダーマト(白)を使う
⑪カッターを使う
⑫スパッタリング・スプラッタリング
⑬ドライブラシ(渇筆)
⑭塩を使う
⑮霧吹きを使う
⑯様々な質感を作る
⑰修正する

 

Column
写真から絵を描くとき、現場で描くときの違い
刻々と移り変わるものを描くときはどうするか
描いた作品を飾る

牽引

あとがきにかえて
魔法をおしえて

 

内容紹介

こちらの本は、Winsor&Newton(ウィンザー&ニュートン)の絵の具を使用しています。初心者向けに、画材選びから丁寧に説明されています。とくに技法の説明が多く載っていて、ロウソクやラップを使っているのも面白いです。文章が少し多めなので、読み物としてもしっかり学べます。


感想

憧れのウィンザー&ニュートンの絵具!は高くてまだ持っていないんですが、こちらの本を見ていると、発色がとても綺麗で、そのうち買ってみたいと思えます!技法が17項目も紹介されていて、初心者には助かります。ロウソクの使い方も載っていて、面白いので、使ってみたいと思います。

リアル寄りというよりはイラストのような感じの水彩画なので、
可愛らしい絵を描きたい人におすすめの一冊です。
ぜひ読んでみてくださいね♪