初心者におすすめ度 ★★
こちらの本は、風景で水の表現を上手く描けるようになりたい人向けの本です。
雨上がりの水たまり、川や湖、滝や海とさまざまな水の描き方の説明があります。ただ、初心者向けではなく、中級者向けになっていますので★2にしました。
『風景の中の水を描く』の概要
こちらの本は、2017年4月20日に(株)マール社から発売されています。
著者
ジョー・ダウデンさんです。翻訳は倉田ありささんです。
ジョー・ダウデンさんは、英国生まれでサンデー・タイムズ展や水彩画家の王立研究所(Royal Institute of Painters in Watercolour)、海洋アーティスト協会(Royal Society of Marine Artists)など出展されています。著書やDVDなども数多く出されています。日本語の本は2冊あります。
目次
はじめに
画材
絵の具の使い方
水のタイプ
濡れているように水を描く
構図
5種類の水を描く
色調を変えて、日の出や日没の水面を描く
光が差した水面を描く
深い水を描く
空の反映を描く
滝を描く
水のチャレンジ
波のない静かな水面を描く
水たまりを描く
波立つ水面を描く
海を描く
浅瀬を描く
深く豊かな水面を描く
内容紹介
風景の中で、水たまりや川、湖や滝、海などさまざまな水の表現方法が多く説明されています。水に反射された風景を描くことで、透明な水を表現します。また黄色に混色してグリーンを作るチャートもあり参考になります。文章量も多いので、読み物としても良いです。水の表現方法のレベルアップを目指している人におすすめです。
感想
凄く綺麗で、写真のような水の表現に見惚れてしまいます!作業工程の写真も多く、丁寧に説明されているので、見ているだけでも勉強になります。スパッタリングやマスキング液、ロウソクやアラビアゴムなど使用する画材も多く、初心者にはかなり難しい本ですが、ある程度描くレベルが上がってきたら挑戦してみたいです!
水の表現をもっと上手く描きたい!と思っている方におすすめの一冊です。
ぜひ読んでみてくださいね♪