初心者におすすめ度 ★★★
こちらの本は、風景画や画材選びを基本から学びたい人向けの本です。風景や静物、人物画など分かりやすく説明されています。全体的に淡い感じの水彩画を、描きたい人にぴったりの本です。
『やさしい水彩画教室―はじめてでも上手に描ける!』の概要
こちらの本は、2012年3月1日に(株)西東社から発売されています。
著者
鈴木新さんです。
メーカー宣伝部に勤務後、広告制作会社にてアートディレクター、クリエイティブディレクターを歴任されています。「鈴木新水彩スケッチ教室」主宰されていて、他にもカルチャー教室の講師をされています。著書は5冊以上あります。
目次
はじめに
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PART1 水彩画を始める前に
絵の具
水彩紙
筆、水入れ、筆記用具
鉛筆の持ち方と下描きの手順
色による遠近法
色の作り方
色の塗り方
風景画の3つのポイント
PART2 風景
一本の木
松
けやき
複数の木
桜の木を描く
晩秋の山
雪山
山の見える高原
流れのある川
静かな川面
渚を描く
夏の空
雲がたくさん浮かんだ空
夕焼け
夜景
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寺
建物のパーツを描く
高層ビルを描く
落ち葉を描く
古い町並み
都会の交差点
上り坂
下り坂
橋のある風景
枝を描く
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PART3 静物
レモン
ぶどう
ゆり
ガクアジサイ
ワインボトル
湯のみ
グラス
PART4 人物・動物
買い物袋を持った女性
カチューシャをつけた女の子
ねこ
しば犬
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PART5 水彩画の楽しみ方
スケッチブックやハガキに描く
スケッチブックに描く
ハガキに描く
いろいろな描き方 ペンで描く
いろいろな描き方 下描きなしで描く
スケッチに持っていくもの
水張り
付録 塗り絵
内容紹介
絵の具や筆、水彩紙など画材のことが丁寧に説明されています。下描きも鉛筆の持ち方から紹介がありますし、初心者に向けて分かりやすいです。風景や静物、人物画の描き方など、一通り載っており一冊でかなりボリュームがあります。絵の上達には、たくさんの絵を描くこと、そして「色を塗る」ではなく「色を描く」という意識を持つことが大切だとあります。
感想
さらりと描いた下描きに、淡い色で描いた風景がとても素敵です!それに作品を沢山描く描き方に向いてそうです。たくさん描いて上手くなる、やっぱり量が大切なんですね!知識よりも大切だと描いてあり、確かにと思います!
かなりボリュームがあるので、これ一冊あれば風景画がかなり描けるようになりそうです!
淡い水彩画を描いてみたい人におすすめの一冊です。
ぜひ読んでみてくださいね♪