透明水彩の描き方~風景画!基本とコツまとめ!

透明水彩の描き方!風景画を主に初心者におすすめの透明水彩の本をまとめました!初心者向けの本から、中級者~向けに分けて、簡単に紹介しています。初心者が今まで知らなかった基本やコツがあります!このブログで一緒に透明水彩の描き方を勉強しましょう!

『透明水彩の基本 明暗のカラーサンプルと描き方』内容紹介します!

初心者におすすめ度 ★★★★

こちらの本は、基本の塗り方や明暗のつけ方などを学びたい人向けの本です。
果物や野菜、花、建物、人物画と一通りの説明がされていて、一冊で基本が学べてお得な本です。シンプルな説明で分かりやすいです。

 

 

『透明水彩の基本 明暗のカラーサンプルと描き方』の概要

こちらの本は、2013年3月6日に(株)グラフィック社から発売されています。

著者

醍醐芳晴さんです。
武蔵野美術大学油絵学科卒業され、日本水彩展初出品不破賞(1994)石井賞(1995)文部大臣奨励賞(1996)内閣総理大臣賞(1998)水彩展OHARA町長賞(1995)などを受賞されています。スケッチ旅行やカルチャースクール一日講座の講師もされています。
醍醐水彩教室主宰されていて、著書は5冊以上出されています。

目次

はじめに 使用する色と知っておきたい基礎用語

 

1 ステップアップ・レッスン「すべての色を溶くことから始まります」

STEP 1 水の量がいちばん大事です
STEP 2 2つをくらべて花色を作るレッスン
STEP 3 固有色とカゲ色を描くレッスン
STEP 4 明暗差を生かした背景
STEP 5 明暗で描く手順と混色2つのタイプ
STEP 6 色は響き合う⑴物と物
STEP 7 色は響き合う⑵物と背景
STEP 8 赤とみどりのぶどうを描くレッスン
STEP 9 オレンジ色の花を暗い背景色で描くレッスン
STEP 10 色を明暗に置き換える

花と静物の作品
風景の作品
人物の作品

 

2 明暗を使って描く 風景編

 

3 明暗を使って描く 人物編

 

おわりに/人物・風景・花の作品

 

内容紹介 

こちらの本では、すべてホルベインの絵具(17色)が使用されています。水彩紙はホワイトワトソン紙で統一されていて、使用した色もすべて記載されています。最初に色の説明や、必要な筆なども説明があり、初心者には嬉しいです。特に明暗についての説明が多く載っていて、モノクロ写真で明暗の差を比べられるので分かりやすいです。絵の中で主役を決め、明暗で主役を目立たせると、メリハリのある水彩画が描けるようになると勉強になります。


感想

明暗を意識して決めると、ちゃんと強い印象の水彩画になるというのが勉強になりました!淡いだけのぼんやりとした水彩画では、見た人も印象も残らないですよね。固有色をしっかり塗ることが大切なんだなぁと分かりました。色を塗るときも主役を決めて、それを際立たせる為に、明暗をつけるというのが大切なんですね!
17色とありますが、ペインズグレーの出番は殆ど無いので実質16色で、暗い色を作っています。びっくりです!

明暗のつけ方に悩んでいる人におすすめの一冊です。
ぜひ読んでみてくださいね♪