透明水彩の描き方~風景画!基本とコツまとめ!

透明水彩の描き方!風景画を主に初心者におすすめの透明水彩の本をまとめました!初心者向けの本から、中級者~向けに分けて、簡単に紹介しています。初心者が今まで知らなかった基本やコツがあります!このブログで一緒に透明水彩の描き方を勉強しましょう!

『風景技法とプロのワザ (新装版 珠玉の水彩画)』内容紹介します!

初心者におすすめ度 ★★★★★

こちらの本は、風景画の基本を学びたい人向けの本です。
空や雲、山に木に花、川や海、建物と風景の全般を説明されており、この1冊でかなりのボリュームがあります!風景画の基本がほぼ網羅されています。特に樹木の描き方の説明が多く載っていておすすめです。

 

 

『風景技法とプロのワザ (新装版 珠玉の水彩画)』の概要

 こちらの本は、2014年9月5日に(株)グラフィック社から発売されています。

著者

柴崎春通さん(技法解説)と水彩技法研究会さん(作品解説)です。

柴崎春通さんは和光大学芸術学科卒業され、個展も精力的にさ
れています。文化庁派遣在外研修員としてニューヨークに滞在もさ
れ、チャールズ・リードさんと親交を結びます。著書も4冊出されています。
現在はYou Yubeで『柴崎春通の水彩チャンネル』を配信しており、分かりやすい説明で話題となっています。

水彩技法研究会さんは2004年に設立され、画家、学芸員、絵画修復家のグループです。

目次

目次
はじめに

第1章 自然の中のモチーフ

風景画と遠近感 透明水彩を生かす空気遠近法
雲の描き方 柔らかな感じを大切に
夕焼けの描き方 水の作用を生かして描く
山の描き方1 山の距離感
山の描き方2 山のスケール感
雪景色の描き方 淡い陰の色をぼかし込む
雪と雨と霧 水の作用を利用して描く
草むらの描き方 草の線は下から上に引く
道の描き方 質感のある地面を描く
花の咲く風景 絵に彩りを添える
桜の描き方 背景の色で形を表す
樹木の描き方 1本の木の繁み
繁みの重なり 日なたの色を陰の色で表す
幹の形態感 手前の木を描き込む
針葉樹の描き方 松と杉の描き方

 

第2章 建物と街並み

建物の距離感 距離によって変わる明暗の調子
見下ろす見上げる 基本は箱形
屋根の描き方 材質の特徴を描く
壁の描き方 材質の違いを表す
寺院の描き方 屋根の特徴をつかむ
点景 人物と町中の要素

 

第3章 水辺の構図

水面の描き方 水の色は空の色
水面と反映 揺れ動く水面の描き方
橋の描き方 いろいろな形
いろいろな船 水面と反映を描く
海と波 白波は用紙の白地
川の描き方 さまざまな流れ

作家紹介

 

内容紹介

こちらの本は、2005年1月に出版されたものの新装版になります。風景画で描くほとんどすべてのモチーフを取り上げており、その技法を分かりやすく説明されています。この1冊でかなり風景画を学べます。モチーフのとらえ方、筆使いや他の画材の使い方もありとても便利です。
また52人の画家の作品も載っていて、色々な表現方法が見られます。


感想

目次を見ると、ほとんどの風景画のモチーフが説明されていると分かると思います。
内容もボリュームがありますし、とても良いです!特に木の描き方が多く載っているので、上手く描きたいと思っている人におすすめです!葉の繁みのとらえ方や、枝の描き方、幹の質感の描き方などとても勉強になります。

初心者にも分かりやすく説明されていておすすめの一冊です!
ぜひ読んでみてくださいね♪